1章 別れと出会いは突然に

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家事については、母さんに頼りっきりで、その他のこともほとんど母さんがやってくれていた。 だから正直「食事や洗濯、家事の全般はこれからは一人でやりなさい」 と言われても、できる自信がまったくない。 親戚のおじさんは意味ありげな笑みを浮かべながら、「大丈夫、大丈夫。心配するなぁ~」と言うばかりである。 「・・・・かあ・・・さん・・」 不意にそんな言葉を呟いてしまう。 「これから、どうやって生きていけば・・・・」
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