2章 不思議な3姉妹

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「えっと……、静香さんと知り合うきっかけとなった話ですが…」 一拍おいて 「それには私達の親がおおいに関係しているんです」 「……えっ…」 「私達の母と静香さんは幼い頃からの親友で、大人になってもよくいっしょに買い物などに行っていました・・・」 初耳だ。 俺はそんな人の話を聞いたことがない。 ・・・ん、ちょっと待てよ 「じゃあ、そのご両親は今どこに…?」 ……… 正直、この質問はまずかった。 言った途端に、俺以外の3人がもれなく俯いてしまった。 愛花さんは俯きながら唇を噛み締めている。 琴音さんにいたっては半泣きだ。 美御ちゃんは……寝ている。 「……母は5年ほど前に病気で亡くなりました。」 「……!!」
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