2章 不思議な3姉妹

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「おっ! その声はヒロだなぁ。 どうした?」 電話の相手は俺のおじさん、川原誠也(カワハラセイヤ)。 正確には俺の母さんの兄で、親戚の中でも1番仲がいい人だ。 親しみやすく、誰にでも分け隔てなく接してくれるおじさんのことを、実は尊敬していたりする。 「どうしたもこうしたもないから!! この3姉妹さんは何!?」 「おぉ、やっと来たかぁ~ スッゴい美人&美女さん達だろ?」 「そこはいいから! 一緒に暮らす新しい家族ってどういうことだよ!?」 「いや、言葉通りの意味なんだが……、その人達がお前の新しい家族だ!」 「いや、だから……」 「母さんがいないからって、エッチなことしちゃだめだぞ~♪」 ………ダメだ。 この人とでは会話にならない。
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