2章 不思議な3姉妹

20/55

109人が本棚に入れています
本棚に追加
/131ページ
………………… 「ほら、遅い!!」 「ご、ゴメン。」 待ち合わせ場所には何だかんだで15分程で着いた。 これでも最速タイムなのだが、誰も褒めてくれない。 ……遅刻は遅刻だもんな 仕方ない。 「大丈夫? 息あらいよ?」 「走ったからね、でも大丈夫。」 「よかった。ハイ、立てる?」 そう言って俺に手を差し延べてくれたのは、 「ありがとう。紗耶」 彼女の名前は安藤紗耶(アンドウサヤ)。 身長は150㎝に届いておらず、体もまだ発展途上なのか、あまり発達していない。 言っちゃ悪いが、ぞくにいう「ロリ体型」と言うやつだ。 だが、紗耶はモテる。 なぜなら顔がめっちゃ綺麗だからだ。 それに頭が良く、とても優しい性格ときている。 中学生の時に50人以上の男子から告白された実績を持つほどだ。 まぁその度に「ごめんなさい。私にも好きな人がいるの」って断ったらしいけど……
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加