2章 不思議な3姉妹

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「待たせてごめんね、安藤さん、柏木さん。 そういえば、ヒロはまだ来てない?」 「いや、お前の目の前にいるから……」 「うぉっ、何処からともなく、声が……!」 「なにそれ 新手のイジメ!?」 「ウソウソ。半分は冗談だって。」 「残りの半分は!?」 …たまにふざけたりするけど根はいいやつだ。 今の言葉だって、単純に俺をおちょくっただけで、イジメようと思ったわけじゃない。 「それにしてもヒロ、しけたツラしてんなぁ~♪ 威厳があるのは名字だけかよ。アハハ。」 ………いまのだって本心じゃないんだ。 絶対そうだ!………。 多分…。
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