2章 不思議な3姉妹

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……………… まぁなんだかんだで、あっという間に時間は過ぎていった。 楽しい時間はあっという間に過ぎていくもんだとつくづく思ったよ。 ゲーセンで薫がバカみたいにクレーンゲームに金使って。 カラオケで優奈がまさかの100点だして。 洋服店で紗耶の買い物つきあって。 何気ない1日だったけど……… 俺にとっては、本当にかけがえない宝物なんだ。 いつまでもこの日常が続くわけはない。 突然として消えて無くなってもおかしくはないんだ。 母さんのように……… だから俺は、この絆を出来るかぎり大切にしたい。 多分こいつらも同じことを考えてて、 それぞれがそれぞれのことを思いあっているんだ。
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