2章 不思議な3姉妹

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「ん、何かいった寛人?」 「あ、いや、何もないよ!!」 思わず声が裏返りそうになった。 てゆーか、 「(なんで、ここにいるんだ!?)」 家で留守番してるんじゃないのか? しかも、何かを探しているのか、キョロキョロとしている。 今見つかったら、今朝の出来事をこいつらに洗いざらい話さなきゃならなくなってしまう……! 「(とりあえず、見つかってややこしくなる前に………!)」 「…みんな、俺用事思い出したから先に帰るよ!」 ……我ながらベタな言い訳だな。 怪しまれないだろうか? 「あらそう? ならそろそろ解散しよっか?」 「確かに時間も時間だしな。 解散するか!」 ……意外とすんなりと済んだな。 よかった、よかった。
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