2章 不思議な3姉妹

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「もしかして…帰り道わかんなくなった………?」 「……!!」 琴音さんの顔が爆発的に真っ赤になっていく。 ………わかりやすい人だなぁ。 「そ、そ、そんなわけないでしょっ! バッカじゃないの!? わ、私は単純に、このご時世に、男の子を1人だけで帰らせるのは、危険かなぁとか思っただけで、別に私が帰り道忘れたから帰れないとか、1人で帰るのが不安だとか、もっと親睦を深めようとか、そんなこと全然、思ったり考えたりなんかしてないんだから!!!!」 すっごい必死だよ。 しかも、墓穴ほってるし………。
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