2章 不思議な3姉妹

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いつ泣き出してもおかしくない。 「(やっべ、言い過ぎたか!?)」 さっきの達成感から一変して、罪悪感にかられていると、 ズンズンズン っと、涙目半泣き状態の琴音が俺のほうに近づいてくる。 「(な、殴られる……!!)」 とっさにそう判断した俺は、防御態勢をとるように身構える。 これで殴られても大丈夫! 多少は痛いかもしれないけど、モロにくらうより大分マシだ。
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