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「だから、なんでそうなんの!?」
おもわず「バンッ」とテーブルを叩いた。
……てのひらが少し痛い。
「…ん、どうしたヒロ?」
キョトンとして、俺のほうを見るおじさん。
…愛花さんの時と同じパターン。
「どうしたもこうしたもないよ! 何で勝手に決まってんのさ!?」
「なんでって言われてもなぁ………。 それを愛花ちゃん達も望んでいるんだし、いいんじゃないか?」
そんな適当な………。
「……それに、ヒロにとっても願ったり叶ったりな状況だろ?」
小さい声で俺に問い掛けてくる。
………まぁ俺としても、おじさんとこの様な、新婚ほやほやの家で暮らすより、我が家が健在のまま美人さんと暮らすほうがよっぽどいい。
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