3章 はじめてのお買い物

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――――――――― てなわけで 俺は今、美御ちゃんの部屋の前にいる。 うちの家は元々、2人で暮らすには勿体ないくらいの大きさで、部屋がいくつも余っていた。 その部屋の内の3つを、3姉妹さん達の部屋として使ってもらっている………ってわけだ。 階段を上がってすぐの部屋が美御ちゃん。 その隣の部屋が俺。 そしてその隣が琴音。 最後に、廊下を挟んで愛花さん。 ………みたいな感じだ。 琴音と愛花さんの部屋は、今まで何にも使われてなかったけど、 美御ちゃんの部屋は、今まで俺の物置として使っていた。 だから正直、その部屋に入れていたものの行方について、少し困ってたりもする。
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