第七話

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原「ところでよぉお前何者なんだ?名前は?」 藤「そういえば聞いてなかったね」 原「だろ~?」 龍「ん?俺は鳳玉龍神だ」 永「芹沢さん達と何処で知り合いになったんだ?」 沖「気になりますよね~しかも兄ですし」 芹「儂が龍兄貴と初めて会ったのはまだ幼い頃だった」 語り出す芹沢 あれは初めて行った縁日での事。 見る物、見る物目新しく感じて彼方此方見て歩いた時だ 縁日で人が多いのに勝手に歩き回って居た為親兄弟とはぐれてしまったのだ はぐれた上に初めての縁日で一人心細い思いをしていた そんな時声を掛けてくれたのが龍兄貴だった 龍兄貴は幼い儂を慰め飴や面等を買ってくれて 一緒に親兄弟を探し出してくれたのだ それから何度も会うようになり、よく面倒を見て貰った これが龍兄貴との出会いじゃな 芹「近藤お主はどうだった?」 近「私も幼い頃ですよ。義父の客として紹介されてからですね。よく面倒を見て貰いましたよ」 龍「お前等二人とも悪餓鬼で悪戯しては叱られていたなクククッ」 芹・近「ゔそれは…はい」 近「龍兄上にもよく叱られてましたよね」 苦笑いしながら答えると 芹「叱られた後に仕置きがあって更に…」 芹沢も思い出したのか顔色が悪い 近「あぁ」 どうやら近藤にも身に覚えが有るようで芹沢同様顔色が悪くなっている
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