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「今日も暇だな~・・・」
僕は自転車をこぎながら無意識のうちにそう呟いていた。
暇がすぎるとこういう現象は起きてしまうものだ。
そんな僕の目の前に
飛び込んできたものは、
重い荷物を持って階段を上ろうとしているお婆ちゃんだった。
僕はそれを見るや否や、
すぐに自転車を降りてお婆ちゃんの元へ駆け寄る。
「大丈夫ですか?」
僕はお婆ちゃんの重そうな荷物を持ち、階段を上り終えるまで付き添った。
階段を上り終えると
お婆ちゃんは僕に御礼を言って立ち去っていった。
僕は上ってきた階段を下り、
自転車に乗り、再びこぎ出す。
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