第1章 きっかけの時

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僕は大学の講義が終わると すぐに自転車をこいで ゲームショップへ向かった。 9200円・・・ バイトをしていない僕にしてみれば痛い出費だ。 でも、今からプレーできる喜びを考えればそんな事はもうどうでもよくなってくる。 僕ははやる気持ちを抑え、 すぐさま家に帰った。 家に帰り着くと バッグを投げ捨て 帰り道に買ったジュースとお菓子を手に持ちテレビの前に陣取った。 そして購入したゲームを袋から取り出し本体にセットした。 本体がゲームを読みこんでいる最中に説明書を読みあさった。 「∞って・・・どんなゲームなんだろう。これまでと大体一緒だと思うけど・・・」 本体がゲームの読み込みを完了したようだ。
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