豊臣軍へ

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「刑部が言うならば仕方ない 私は放っておいても平気だがな」 そう言いながらも手を差し出す三成さん 「では…」 私はすぅっと深呼吸して傷の部分へと手をかざし 意識を集中させた 浅いなんてことはない 傷口はえぐれて血が完全に止まっていない それなのになんで平気なんだろう すごいな武士って……
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