導かれた陰

6/13
前へ
/218ページ
次へ
「貴様らを斬滅する……」 刀が見えたのは一瞬だった 次に鈴の音が鳴った時には織田軍の血の雨が降っていた ベトリと身体についた血に驚き地面にふらついて座りこんでしまった 「鈴の音は貴様からか…貴様は織田ではないな? 名を教えろ」 織田を斬り倒した男は 刀をまた鞘から出し 私を脅すように首に突き付ける 「あっ…あっ…」 ガタガタと身体が震える 怖い…
/218ページ

最初のコメントを投稿しよう!

431人が本棚に入れています
本棚に追加