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僕達は、ハルキが撮った写真を見て、
やっぱりなと思った。
次に僕が今日見つけたノートについて、
新しい発見がなかったことを告げた。
僕達は今日わかったことを、一つずつ整理していった。
そんな時だ。
僕の携帯電話が鳴り出した。
画面には「マキ」と表示されている。
「もしもし。タケル?
今話しできる?」
「うん。どうしたの?こんな時間に。」
「実は今、予備校の帰りで、
家の近くの駅のホームにいるんだけど、
さっきT駅のホームに、
アキラとリエがいるのが、
帰りの電車の中から見えたの、
私は降りる駅じゃないから、
そのまま電車に乗って、
今にいたるんだけど、
こんな時間にあの二人が一緒に、
T駅にいるのが気になって。
もしかしてあの二人、
学校に向かったんじゃないかしら。」
T駅はうちの高校の最寄り駅だ。
こんな時間に、あの二人が、学校に行く理由があるとしたら……。
僕の脳裏に、最悪の光景が浮かんだ。
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