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学校が終わると、
僕は、図書室で見つけたノートを
家に帰ってすぐに読んだ。
内容はショウタの母親に借りたノートと、
同じようなものだった。
M・Tが誰だかわかるような記述も見当たらなかった。
ただ、このノートを読んだ時、
何かひっかかるものがあった。
そして、
それは大事なことのように思えた。
ただそれが何だか、すぐにはわからなかった。
とりあえず、僕はハルキの家に向かった。
ハルキの親に挨拶をすると、
「ハルキはまだ帰ってきてないけど、部屋で待ってて。」
と言われたので、
ハルキの部屋に行くと、
そこには既にミナがいた。
ハルキを待っている間、
ミナがテニス部員から聞いた話しを教えてくれた。
そして、僕がノートについて話そうとした時に、
ハルキがやっと帰ってきた。
そして、ドアを開けるとすぐに興奮気味にこう言った。
「すごい写真が撮れたよ!!
まさか、あの人があんな所に現れると思ってなかったから、
びっくりした。」
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