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「マキ!!電話ありがとう。
これから学校に行ってみる。」
「私もこれから二人を追いかけるわ。」
「わかった。でも、もう夜遅いから気をつけて。」
「わかったわ。じゃあ、学校で会いましょう。」
僕は電話を切ると、すぐに二人に事情を話し、
ハルキの部屋を出ようとした。
「ちょっと待てよ、タケル。どこに行くつもり?」
ハルキが僕を呼び止めた。
「もちろん。学校に行くために、
急いで駅に向かうよ。」
「それじゃあ、時間がかかりすぎるよ。
待ってて。
父さんにお願いして、
車を出してもらう。
ここからなら、
電車を使うより、車で行ったほうが、
学校には早く着くから。」
そういうと、ハルキは部屋を出て行った。
ここまできて、ゲームオーバーなんかにしてたまるか。
やっと正体が掴めてきたんだ。
僕は、はやる気持ちをなんとか抑えて、
ハルキが戻るのを待った。
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