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ハルキがまず口を開いた。
「まずは、どうやって亡霊の正体を推理していく?」
「そうだな。今のところ手掛かりとなるのは、メールしかない。
メールの内容から考えていこうか。
ある程度怪しい人物の絞り込みが出来るといいんだけど。」
僕は携帯の画面を見ながら言った。
「ゲームのルール何だけど、何で写真を撮らせるんだろう?
教室の中にいないから、写真を送らせているのかなぁ?」
ミナが首をかしげながら言った。
「そう思わせておいて、正体をつかまれないようにしているのかもね。
いずれにしても、これだけでは、クラスの中に亡霊がいるのか、いないのかは、判断できないわ。」
マキがまっすぐな視線をミナにむけた。
「クラスの中にいる、いない、両方の可能性を考えて、一つずつ潰していこうか。
まずは、クラスの中にいると仮定しよう。」
シュウイチが何かをノートに書きながら言った。
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