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「なんでそう思うんだ。」
タケルが聞いた。
「ショウタと僕は、ゲームが好きで友達になったんだ。
高校一年生の時は、僕達二人はいつも一緒にいた。
でも、その間他の人の話題なんて、いっさい出なかったんだ。
ショウタ、言ってたんだ。
大病院のお坊ちゃまが!どうせ見下してるんだろうって目で見てくるか、
金が目当てで言い寄ってくる人ばっかりだって。
きっと僕には友達なんて出来ないと思っていた。
だから、ヨウスケとゲームの話しが出来て、嬉しいって言ってた。
そんなショウタに、こんな復讐ゲームを実行できる友達なんていないと思う。」
「確かに、ここまでのことをするくらいだ。
生半可な決意じゃ出来ない。
相当、二人の死にショックを受け、イジメた奴に強い怒りを抱いた人物。
そうなると、クラスメイトよりは二人の家族なんだろうな。」
ハヤトが切り出した。
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