第一章(1)

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その後、ホームルーム中に何度かメールを受信した。 メールは、全てショウタからのものだった。 ホームルーム後、僕は1件1件、メールの内容を確認した。 メールには、こう書かれていた。 「ショウタです。僕のことなんてもう気にもとめていないだろうから、突然のメールでびっくりしたでしょう。 でも、僕もびっくりしているんだ。 2人もクラスメイトが自殺したっていうのに、今ではみんな何事もなかったかのように、楽しそうに笑ってる。 僕やナオミさんは、もう笑えもしないというのに。 不公平だと思わない? 僕達は死にたくなかったのに。 僕は今でも君達への恨みで、心が張り裂けそうだよ。 だからさぁ、僕達の恨みをはらさせてよ。 それくらいの権利はあるはずだよ。
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