学園

3/34
前へ
/51ページ
次へ
「大丈夫だよ~私管理長と仲いいから!それに了解も貰っているから。それに...どうせ二度寝しようとしてたでしょ」 あの厳しいことで有名な管理長がここに入る事を許しただと!? こいつ、管理長とそんなに親しかったっけ...? しかもなぜか俺の行動読まれてるし...はぁ仕方ないな... 「分かった、起きるよ」 「んじゃ、朝ご飯は私が作っとくね~」 そう言うと、泉は台所まで走っていった。 「ったくあいつは...」 そう言いつつも、俺は泉が来たことがそんなに嫌じゃない。 むしろ今日みたいに起こしに来てくれたり、ご飯を作ってくれるのはとても助かる。 悲しいことに、俺が作る飯は、普通だ。とびきり美味しいわけでも、不味いわけでもない。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

113人が本棚に入れています
本棚に追加