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「どこかに居るはずだ!俺にピッタリな女の子.......はぁ、彼女欲しいな...」
こいつはこんなキャラだから、クラスのムードメーカー的存在だ。
顔はいいんだけど、若干ずれた性格してるのがたまに傷だな。
一人ぶつぶつと妄想の世界に入り込んだ飛斗はほっといて寝るかな....
「あ、け、鍵おはよっ」
聞き覚えのある、緊張したような声。
「おう、おはよう美穂」
高木美穂。こいつも俺の数少ない友人の1人だ。
普段はちょっとおどおどした感じ。
でもやたらと俺にツンツンしてくる。
友人だけど、嫌われてるのかな?と思ってしまう...
ちなみに、この三人だけが学園で優一俺に親しく話しかけてくれる奴だ。
挨拶だけ済ますと、美穂は自分の席に戻って行った。
席は俺の前の前だ。
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