September

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「うわ、かなり具体的な質問ね。 ふむ、古川さんか…。 だったら、あれはどうかしらね。」 「あれ…ですか?」 「そ、合コンって奴よ。 アンタって友達多いんでしょ?」 「まぁ、はい。」 「だったら、合コン主催しなよ。アンタの名前を出せば、女の子も食い付くだろうし。」 「で、でも、古川が来るとは。」 「その点はノープロブレム。彼女の友達を誘えば、付き合いで来るって。」 「いや、でもですよ。 仮に来たとしても、そんな軽い場で…。」 「軽いからいいんじゃない。だいたい、改まってお付き合いすんのがおかしいのよ。 アンタらはね。 いつも一緒にいるんだったら、始めは軽い気持ちでいいのよ。 どうせなら、付き合ってみないか?的な。 それに合コンだと付き合おっかな?って気持ちで来るんだから、行けるって。」 「本当に上手く行きますかね…?」 「心配症だな。失敗したら、また来なよ。 次の策考えておくからさ。」 「…分かりました。 では、とりあえず合コンを開いてみます。」 「おう、頑張れよ。 青年君。」 ……ブツッ。
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