DVから解放

3/5
前へ
/167ページ
次へ
元旦那が仕事をしていない時期は、ほぼ軟禁状態でしたが、仕事に行くと私は少しだけ自由な時間が出来るようになりました。 しかし、家に居るかのチェック電話は休憩時間には必ず、そして突然チェック電話が入る時がありました。 育児をしながら、家事をする。当たり前の主婦の様ですが、私の場合は違いました。元旦那が仕事で朝7時から夕方5時までの仕事の時は、私は家事の合間に座る事を許されなかったのです。朝必ず、〇〇を掃除しておけ!と命令され 念入りに掃除をします。完璧にしていても元旦那は悪い所を見つけ それに対して説教してきます。その時も理由付けみたいな事を言うと、はむかってると言われ殴られます。 テレビもアンテナコードを仕事に持っていかれ私はテレビを見る事ができませんでした。 しかし、私は元旦那から逃げる。という目標を心の中で密かに思っていました。 買い物を済ませとけ と言われた日はチャンスなんです。公衆電話にはタウンページがあり、相談室などの電話番号が書いてあり、まず匿名で相談をし始めました。 次に役所に行く用事があれば、一人の場合…児童家庭課に行くと 相談窓口があります。そこで登録という事をします。その場合、携帯番号や自宅番号を書かないといけませんが、ばれると大変な事になるので秘密にしたいと言えば、電話や自宅訪問などはなく、役所に一人来た時のみ相談するという事を伝えます。 そして、警察。私が1番最初に頼りにした所が警察でしたが、軽くあしらわれた為、警察には行く事もなかったのですが、最近の警察は生活安全課に、DV相談窓口というものがあります。 暴力を受けた日の夜中、元旦那が寝入った所で私はまだ幼かった子供達を連れ実家に戻るという事をしていましたが、自宅周辺の派出所ではなく 実家の市の警察署に 駆け込み助けを求めると、優しく対応してくれました。 10年前はなかった相談窓口が5年前には 対策されていたのです。
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!

246人が本棚に入れています
本棚に追加