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「とうっ☆」
流れる様なムチ…縄跳びさばきで最後の1人を倒した。
省「…何だよお前っ!おぼえてろよ!」
そう捨て台詞を残して、省吾は走り去っていった。
「ふぅ☆」
飯田はバンダナを取り、何事も無かったかの様に歩いて行こうとした。
明「いやいやいやいやwww無理だろwww」
明が飯田の肩を掴むと、飯田は振り返った。
「…やっぱ?」
健「こいつwww」
俺達は一旦ベンチに座って、話をした。
健「飯田のその変貌ぶりは何だ」
「いや…更年期で…」
飯田は腰を叩いて言った。
明「色々間違ってるwww」
「そっちこそ、あたしのこと覚えてないの?会ったことあるよ?」
健「マジ?まさか喧嘩とかでか?」
確かに一度だけ、女と喧嘩したことがあった。
健「レディースの奴か?」
「そう、大正解☆」
健「そういえば…。で、何。リベンジとか?」
「違う違う、普通に不良同士仲良くしようと思ってさ。だからほら、飯田なんてよそよそしいから遥って呼んで」
飯田…遥はニッと笑った。
健「お、おう」
こうして、仲間が1人増えた。
俺達はたじたじとしていたが、内心嬉しかった。
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