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Γ彩って好きな人いるの?」
私の友人『奈々』が突然質問してきた。
私は見た目的に、周りから大人しくて恋愛に興味がない女とよく思われているそうだ。
恋はしていないわけではない。
自分に自信がないだけ…
好きな人に告白するなんて、口が割けても言葉に出せない。
というか、自分の気持ちをどう伝えていいのかわからないだけ…
好きな人ができても片想いで終わる。
そんな繰り返しだ。
「う…うん…。いないよ …。」
少し照れ隠ししながら私ゎ質問に答えた。
「嘘だぁ~!
絶対いるでしょ!!
彩顔が赤いもん」
奈々が少しからかうように私に言った。
「うん…。
実は………」
高1の冬
いつものように、学校の昼時間に友人である奈々に自分の好きな人を言った。
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