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201×年××月××日
正午過ぎ。
朝方と日中の寒暖が激しい日々だったが、今日も日中
は暖かくなりそうだ。
(* ゚艸゚)プププ
私は、痩せっぽちなので、寒いのは骨身に堪える。
今日は、穏やかな陽射しが心地好く、過ごしやすい。
今日、私は趣味の神社巡りで、ほんの少ーし遠い神社
まで車で来ていた。
この神社は立派な石の鳥居をくぐった途端、甘やかな
清風が、私の体をすり抜けていく。
頬を撫でる柔らかな風が、私の来訪をいたわるようで
心地よい。
新宮神社。
御祭神は、イザナミ神と、ハヤタマノヲ神と、ヨモツ
コトサカヲ神。
ほんとにいい風だ。
御神域の木々の薫りを含む柔らかな吹き心地は、私が
イザナミ様の神社に行くとまるで出迎えてくれるかの
ように吹いてくれる、そよ風なのだ。
なぜかって?
そりゃ、私がイザナミ様にメロメロ(///∇///)でな?
萌え萌えだからだよ。
うん(o^-')b
申し遅れた。
私の名前は、秋葉征二郎。
今年で、42才。
独身、未婚。
おまけに、低学歴で求職中
だ(≫∩≪。)
リストラされた😖💦
社会の景気は、ドン底の底から若干、上向いてきたが
まだ……寒い。
洒落にならん。
職がない(汗)
選っているのではない。
私の目に触れた時には……面接希望者が、殺到している
のだ😓
今は、まだなんとか飢えを凌げるだろう。
収入は、失業保険と多少の貯えで食いつないでいる。
が、早急に!
働かなければ生きた心地がしない。
ガチでヤバイのだ(汗)
天涯孤独の身でもあるし。
そんなわけで、この社には一服の癒しと再就職祈願に
来たわけだ。
趣味も満たせる(*´∇`*)
スタスタと、石畳の参道を進み、おててとお口を濯ぎ
本殿前でお賽銭を50円入れ本殿へと二礼二拍一礼し、
その場を少し離れ、その後本殿横手の、杉の御神木の
脇に据えてあるベンチで、
(>.<)y-~フゥ……♪
一服するとしやすか?
と思いつつ、そちらを見ると… !?Σ(゚◇゚;)
御神木のそばに、美女が!?
いや!?美女と連想させうるスタイルと立ち振舞いが
私に、そう抱かせずにはいられないのだ(汗)
御神木の方を向いてるので私からは、その美女の背面
しか見えないのだが。
腰まで伸びた烏の濡れ羽色の黒髪と、眼福な流麗なる
背中から腰へのライン。
絶妙な細さと長さ、そしてバランスのとれた足が……
私の両目を釘づけに!
本当に、美しいのだ。
一瞬、たしろぐ私 (汗)
だが、なにかが!!
そちらに足を進めよ……
と、そそのかす。
抗いがたき強さと、魅惑的な囁きで。
普段は、ヘタレのくせに、今回はなぜか動く。
そしらーぬ顔(´・ω・`)をしいしい、内心は気になり
つつも、御神木からすこし離れたベンチに座り、
わかば
を、一本出すとジッポーで火をつけた。
一息吸い、わかばのヘヴィな吸い心地を味わうと吐息
を、ゆっくり出す。
すると…、美女(推定)の顔がチラッとこっち見た。
グラサンかけてる。
めちゃくちゃ綺麗な輪郭。
美女(妄想)が、こっちに来た。
歩き方、カッコイイ!
整然とした立ち振舞いが、歩法に出ている。
私の前で立ち止まると、
「ジッポーの匂い。
《わかば》って…銘柄のタバ〇。
そして……
冴えない顔……。
ゆめみの…とおり……」
美女(願望)が、淡々と鈴の音のような声優じみた
声で言った。
なんか、初対面にしては…いささか失礼な一言が
ある気がするが、まあ良い。
ホントのことだ。
・・・
だが、ゆめみ?
それは、人の名か?
そんな知り合いはいない。
私には。
名前からして、女の子だがそもそも、女姓の知り合い
が私にはいないのだ。
一人として。
なぜか、女性と縁がない。
(≫∩≪。)
あっても、何故か……(泣)切れるのだ。
縁が(*T^T)
まったく、縁が長続きしない。
進展すれば、切れるのだ。
パターンは、様々ある。
いや、待てよ!?
あ、名字かもしれんがね。
それか (o^-’)bもしかして♪♪この美女(懇求)
巫女さん?だったりしてwwww
まさか、そのものズバリな夢視とか(汗)
「ゆめみ?
なんのことですか?」
若干、目を細め私が問うと美女(切望)はグラサンを
左手の人差し指で
クイッ…
と上げ、ベンチに座ってる私の方へ屈みこんできた。
アナタ
「貴方…………
秋葉征二郎さんよね、42才。
死に厄、真っ只中。
現在は無職で、未婚で、彼女無し。
異性との交際もナシ。
産まれてこのかたナシ。
・・・
どれほどみても、微塵もなしww
抱き締められたことはあっても、抱き締めたことは
無し!!
未だに、ど……」
待て!?まてまてまて!!!?
てか、黙れ!!美女(渇望)
そっから先は最高機密だ。
たぶん( ̄□ ̄;)!!
一陣の妙に乾いた風が私と美女(哀願)のすき間を、
吹き抜けた。
パサパサと御神木のしめ縄の白い紙がたなびいた。
…………。
こんな描写が、ぴったりな五秒ほどが流れ永かった。
じ・つに!!永かった。
わかばの長い灰が落ちた。
「なぜ知ってる、ですか?私の名前とか(汗)」
唖然……としてる私は少し怖じけながら聞いた。
・・・・・・・
当たってるから。
ちょっと怖い……。
本当に(汗)視えるとか言うなよ?
すると、
美女(懇願)は笑みを含み、のたまわった。
当然のように。
・・・・・・
「夢で視たから」
と。
視えてたんかああああいいい!! orz
嗚呼……(*T^T)
やっぱし、そっちの夢視でしたか。そうですか(汗)
美女(羨望)は小憎らしいほどエレガントにグラサン
を外し、左手の人差し指で大きな瞳を指さした。
「この瞳で」
美女(ニоーギンロゴ予告並の100%確定wwww)は不敵に
ニヤリッ…
と、笑った。
くっ!!!? この麗しい笑顔ならば……
エナジー〇レイン喰らって仕方が……有るまいwwww
悪魔め!!(嫁当確w)
「どっこいしょ♪」
とか言いながら、隣に座るとか反則なんです(>_<)ノ
からね////
あと、横からつぶらな瞳で
ジッ…
と、見るなああ///////
免疫ないのにぃぃ(x_x;)
私が、たじろいでいると、美女(限定配信)は、私の
シドロモドロな姿を楽しむような瞳で見ながら
「ねぇ、秋葉?
あなたのね、力と知識を貸してほしいの。
・・・・・・
八百万の神々へと、姿を与える力を」
と、言った。
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