四年後

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そして次の日 『そろそろ時間ね。 ちゃんと待っててね 間違っても地球の反対側まで追っかけて来ちゃダメだよ? 君の仕事に迷惑かけたくないからね』 「うん、 待ってるよ。仕事沢山して 貯金して待ってる。」 『貯金して待ってるってのもおかしくない? まぁ口下手な君だし 許してやるか。』 そして、 時間がやってきた。 『じゃあ 笑顔で。行ってきまーす。』 「うん 笑顔で。行ってらっしゃーい。」 彼女が僕から離れていく。 昨日とは違う想いで彼女を見送る。 そして、 彼女が搭乗口に入ろうとした瞬間に僕は 「〇〇さん!!」 彼女が振り向く。 すると、僕と彼女は同じことを言った。 『「四年後に😁」』 僕と彼女の心が通じた瞬間だった。
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