虚
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俺は深い森の奥の廃墟に住んだ。 金は掃いて捨てる程あったから、家を買うことは出来たが、薄汚く暗い廃墟の方が落ち着いた。 高級なコートを着ていたが、家の中は肌を刺すような寒さだった。 テーブルに足をだらしなく乗せ、金勘定をした。 何度も何度も数えた。 高々と積み上がった金貨の山を眺めた。
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