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男が胸ぐらを掴もうとして来るが、一歩下がってかわす。
男「……いい度胸してんじゃねぇか……!!」
あからさまに機嫌を悪くするチンピラ。
オレは左手をポケットに突っ込みながら、必死に心を落ち着ける。
それが余裕に見えたのか、男はさらに怒って殴りかかって来た。
『右に避けて右ストレート』を選択……
オレが右に避けると、男のパンチが左顔面にヒットする。
粋「いってぇ!!」
痛みに耐えながら左手でスイッチを押す。
すぐに男が殴りかかる前に戻る。
次は『左に避けて右アッパー』を選択……
痛みで動きが鈍ってはいたが、いとも簡単にパンチをかわせた。
そのまま思い切りアッパーをぶちかます。
男「このガキィィィぃ!!」
男は踏みとどまり、激昂してオレに蹴りを入れる。
粋「がっっ……!!」
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