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そしてデート当日。
待ち合わせの10分前に待ち合わせ場所に着く。
これで後は鈴木さんを待つだけだ。
しかし、鈴木さんが待ち合わせ場所に着いても、オレを見つけることは出来なかった……
粋「離せっ!!どこ行く気だよ!!」
待ち合わせ時間の5分前、オレは体格のいい男2人に腕を掴まれ、廃工場に連れて行かれた。
コンクリートの床に乱暴に投げ出される。
粋「っ痛えっ!!」
男「よう王子様……今日はお姫様とデートか?」
そこにはあの時追い払ったチンピラがいた。
男「おう、お前らご苦労だったな。下がってていいぞ。
ま、下がらなくても良いけどな!」
仲間……と言うか部下のような男2人は、ニヤニヤしながらオレから離れる。
だが、いつでも手の届く距離だ。
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