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「ごちそうさま」 「お粗末さま」 「美味かったよ」 少女は少しだけ頬を赤く染め答えた。 「あ、当たり前じゃない。 おだてても何もないわよ」 ―別にそういうつもりで 言ったんじゃ無いんだけどな 「ご飯も食べ終えたし 本題に移りましょう」 「そうだな、ってなんの話だっけ?」 「あんたの名前よ」 「ああ、そうだったな。 俺の名前は陸、羽生陸だ」
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