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「リクね、私の名前はミューストリスア
長いからミューって呼んで」
「分かった。ところでミュー
早速で悪いんだが、いくつか訊いてもいいか?」
「構わないけど」
「ありがとう。それじゃあまず
ここは何処なんだ?
俺は自分の部屋で寝ていたはずだ」
「そうね…リクは寝る前にこう願わなかった?
いっそ違う世界に行けたらと」
「そういえばそんなことを考えたような…」
「やっぱり。この世界はそんな願いを持った
人たちが集まる世界なの、そして人々はこの世界を
『幻想世界(ファンタジア)』と
呼ぶわ」
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