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『東京大戦争』には謎が多い・・・
終戦から10年経った現在やっと一部の情報が開示された
私はその資料をすぐに入手し それでは足りず――
出所不明な裏情報にも手を出した
私がそこまで掻き立てられたのには理由がある
この戦争は2175年東京が未知の工業力と科学力を手に入れたことが始まりだ
この時財政を整えるため一部の土地の独立を許した この時埼玉国はこの時誕生する
その後、東京は能力者すなわちヒーローのDNAを開発した。それだけでなくそれを近隣の国々に多額の値段で取引した
その一方で二国の巨大国家神奈川・千葉はその取引で手に入れたDNAを元に独断で新しいヒーローのDNAを作り出すことに成功した。
埼玉国も少し遅れながらも同じDNAを作り出した
2177年 3月25日
東京国の工業力・科学力の新たな発展をきっかけに、ついに三国は東京への侵攻を始めた
この時、治安維持の為作り出されたヒーロー達が使われた
東京は新ヒーロー達の攻撃に一日して国家は崩壊首都機能を失った
国家を失った東京をどうして行くが三国で話合ったが意見が会わず、口論になり遂に戦争となる
戦争の内容は早く23区を占領した国が勝利となる
『東京大戦争』の開戦である
ここまでは教科書にも載っている
だが資料に奇妙な類似点を見つけた 一人のヒーローに関する記述
そしてそこに残された『鬼』という暗号
情報としては不十分なものが多い、だか 私はそこに惹かれた
私は このヒーローを通して東京大戦争を追いかけることにした
その先には何かがある・・・
この戦争に隠された姿が
ただのおとぎ話か・・・・
そのヒーローに会うことは出来なかった
存在自体があやふやだ
ただ『彼』と関わりのあった人物数人を突き止めることは出来た
『片翼』はその中の一人だ
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