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早朝5時 埼玉前線基地
兵舎 B-1
零「う~・・・寒い・・・流石の水氷使いでも、体にきますね~」
零は両手で腕を擦りながら兵舎近くの庭(とゆうか庭園)に散歩に向かった
零「おや? あれは・・・」
よく見るとフレイが外れの空き地でたき火をしていた。僕とフレイはチームになった事で兵舎の部屋も一緒になってた。起きていましたか 気ずきませんでしたね
零「おとなり、失礼しますよ」
フ「おう おはよ零。ほはぁ~・・・起きるの早いな~何時もこんくらいに起きるのか?」
零「はい 兵舎を軽く散歩して朝食に行きます。あなたは、どうやら起きちゃった感ですね」
フ「おうよ・・・微妙な時間に起きちまって・・・仕方ないから庭でたき火で暖とって時間を過ごしてたんだよ」
零「ははっ 成る程・・・・・質問してもよろしいですか?」
フ「? あ・・あぁ いいぜ」
零「フレイはどうしてヒーローになったか教えてくれますか? 他の人からもいくつか聞いてますが、どうなんですか?」
フ「そりゃ ベターな愛国心だよ。そう言う相棒は?」
零「・・・昔、ヒーローの力を悪用する人が何人かいることは聞いてますか? 私の両親は、そいつらに殺されたんです・・・ですが真のヒーローによりそいつらは撃退されました。当時、力無い自分にとって両親の仇をとってくれたヒーローに憧れました。ですから 人々の為に尽くせるそんなヒーローになりたいと思い、ヒーローになりました」
フ「すまねぇ・・・思い出したく無いこと思い出しちまったようだな」
零「あっ・・いや・・・構いません、ですが皮肉です・・・そんなヒーローが今では戦争の大部分になってるんですから・・・ですが、自国の為に尽くしましょう」
フ「ああ! 辛いかもしれないが頑張っていこうぜ」
零「そうしてる間にもう6時ですか。食堂が開いたはずです 行きましょう」
たき火の火を消し二人は食堂へと向かって行った
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