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光が消え、二人がパタリと倒れるとケロロは直ぐ様、近寄った。
「冬樹殿!!!!睦月殿!!!!」
すぐ近くまで近寄ると、ゆっくりだが起き上がったのは睦月であった。うるうるとケロロは泣きながら名前を呼んだのだが…
「睦月ど『あれ?ここどこ?』
その場にいたケロロ小隊は固まった。確かに睦月だが、幼い…子供だ。しかもあのつり目の怖そうな顔つきではなく‥目はパッチリしていて純粋の塊のような、容姿であった。今では考えられない‥。
睦月の隣にはまだ、目覚めない冬樹がいた。
「ふ、冬樹殿!!!!!!」
「ん‥んー…」
ケロロは冬樹を起こして揺さぶると、冬樹は眠そうに目を擦った。ふと一安心すると、ツンツンとケロロは背中をつかれ振り向いた。
『ねぇねぇお名前なんて言うの?』
「え?」
「言っただろ?ガキの時の記憶なんだって、オレたちの事なんて知ってるはずねぇんだよ」
「そ、そんな…ぁ」
『ねぇーってば!!!』
「∑!あ…ごめんなさいであります‥。我輩はケロロ軍曹であります!」
『ケロロ?変なお名前!!』
あはははと笑う睦月に、ケロロは複雑な顔をすると…いきなり頬をつねられた。
「いだだだだだだだだ!!!!」
「何だお前!!誰だよ!!!」
ケロロは驚いた。あんな優しい冬樹が、まさかまさか子供になると乱暴になるなんてと思いながら手を話してつねられた頬を擦る
「ここどこ…?」
『君も知らないの?』
「?お前誰だよ」
『睦月っていうの!!君は?』
「僕は冬樹!!」
子供で自己紹介してる間にケロロは元に戻す方法を小隊で話していた。
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