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『呼びたくないの…だから呼ばない!』
そして、私は男を突き飛ばして教室に逃げた。
なんでっ…なんであいつの名前呼ばなきゃなんないのよっ…
しかも下の名前とか…彼氏彼女でもないのに…
教室の目の前まで来て私は足を止めた。
私はこれからのことを考えてみた。
家のこと、親二人はどこにいるのか、そして…あいつと一緒に住むことについて…
その他にも色々とあるけど…今は…そのことしか考えられなかった。
『もうほんと…最悪……』
これが私と相庭悠希(アイバ ユウキ)との初めての出会いだった。
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