ゼニガメ

2/2
前へ
/23ページ
次へ
「うわっ」「えぇ!?」「いやー!」 「ねぇさっきからアンタ大丈夫?」 「うん、だいじょ、」 「いや頭が」 「おいいぃ!失礼!むっちゃ失礼だよ!少年」 「草むらにポケモンも持たずに入るなんて馬鹿?」 「う゛っ」 「……自覚はあるんだ」 「…だってボール投げても捕まらないんだもん」 「ならゼニガメはどうだい?」 「ここらへんにはいないわよ」 「いるじゃないか、目の前に」 「え!?なんでさっきまで少年で、は?へ?」 「うるさいな、ゲットするの?しないの?」 「えと、よろしくお願いします。えーい…」 ポンッ 「ゼニガメゲットだぜ?…」 「もっと自信持ったら?」 「え、すいません…」 「この僕が捕まって“あげた”んだから感謝しなよね」 「あげた、が強調されたような」 「なに?」 「ななんでもないですぅ!!」 (書いてて楽しくなって長くなった) (見てて心配になった様子のゼニガメ君)
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加