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香取は 浦川 美咲 から花束を受け取り お茶を 入れていた
浦川 美咲は 運転はしてなかったが 加害者には 違いなかった
スピード違反に信号無視
運転していたのは 浦川 美咲の彼氏・柴崎 たかしだが 彼女に 非はないとは言えない
その故に 香取は あまり 顔を見たくなかった
本当は怒鳴りたかったが 彼女も 最愛の人を失ってる
さすがに 香取にも 良心はある
浦川にお茶を出し 今日はどうも・・・と挨拶をした
御遺族の方ですか?と 浦川は香取に尋ねた
17には見えない落ち着きに 香取は 少し動揺した
「 僕は 荒井くんの友達です 」
香取は答えた
浦川は そうですか と 圭吾を 見ていた
何を考えているのか? さっきの不気味な笑顔は なんだったのだろうか
香取は 考えていた
「 この方は・・・夢を見てるんでしょうか。 それとも・・・私達を 恨んでるんでしょうか 」
香取は なんていっていいか 分からなかった
言葉につまっている香取に 浦川は 外に 向かって 指を 指した
え・・・と 香取は 外を 見た
まぶしい太陽が そこには あった
視界が一瞬 遮られ お腹に 今まで 感じた事がない 感触を 感じた
そして 体が 椅子から落ち 香取は お腹を さわった
そこには ナイフが 刺さっていた
そして 上を 見上げると 浦川 美咲 が 先ほど 見せた 不気味な笑顔で 立っていた
いつのまにか 手袋を 彼女をしていた
香取は 圭吾・・・と 気絶した
浦川 美咲 は 病室をあとにし 去っていった
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