Prologue

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イズミ「はいこんにちは!小説の紹介でも出させていただきました俺は、『堺 和泉(サカイ イズミ)』言います!どうぞよろしくしたってなー!」 ?「おい、お前!」 イズミ「あ?」 ?「会長を差し置いて自己紹介など言語道断だぞ!」 イズミ「あー…せやったら俺がお前を紹介しちゃるわ」 ?「な…」 イズミ「皆さんええかー?こいつはさっきも出てきたけど、名前は『三郷 霞(ミサト カスミ)』。会長さんに対してはまさに忠犬って感じやなぁ」 カスミ「お前は会長の偉大さを知らないんだ!」 イズミ「はいはいそうですね。じゃあ次はお待ちかね、会長さんやで!」 カスミ「はっ!まさか俺は会長より先に名前を出してしまったのか…?何と言うご無礼!会長お許しを!」 イズミ「お前うっざいわ!会長さんそれぐらいじゃ怒らへんわド阿呆!」 カスミ「本当ですか…?どうなんですか会長!」 会長「…怒ってないから…うるさいから黙れ…」 カスミ「会長…なんと寛大な心を持っておられるのでしょうか…!承知致しました!俺は今後一切物音をたてないようにします!」 会長「…ねぇ和泉」 イズミ「はいな」 会長「こいつ…部屋の外へ放り出して…」 イズミ「合点承知やで!おらおら霞!会長さんの命令やぞ!こっから出ていかんかい!」 カスミ「会長!そんな…」 イズミ「今後一切物音たてへんのちゃうん?」 カスミ「!!…ちくしょー!」 ―バタン! イズミ「霞さん退場ー!」 会長「…」  
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