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「マサト、お帰り。今日はシチューよ。あと家の近くにいた食用トカゲがいたから丸焼きにしたんだけど、食べるわよね?
もう少し時間がかかるから、外で遊んで来なさい」
母がそういうとマサトは明らかに嫌な顔をする。トカゲはもうウンザリだ、という感じだ。マサトは外に出た
外に出ると母の飛龍が木を燃やして、母の調理を手伝っていた。恐い顔してるのに健気だと思う
マサトは家の近くにある、お気に入りの湖に向かった。湖の周りには発光している虫達が踊るように飛んでいた
(今日は満月かぁ、水面に月が写ってとても綺麗だ)
湖には適度に水草が生えていて、湖の底には生き物が見える、かなり透き通っている為魚がよく見えた
マサトは暇な時はここでゆっくりするのがとても好きだった。湖が見終われば草原に大の字になり、星をゆっくりと眺める。眼を閉じると生き物の鳴き声が聞こえる
カエル、コオロギ、スズムシの大合唱だ。マサトは昆虫達のコンサートに招待された
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