信じ続けたい

11/17
前へ
/518ページ
次へ
お風呂に入りベットに横たわる。 ふと。大輝の言葉がよみがえる… 【もしかしたら…集団かもな…】 どうしてそう思ったのだろうか… 撮る奴、貼る奴。と分担されているとでも…? すると携帯のバイブが鳴りはじめた。 非通知の文字… 虹 「はい…」 ??? 「お前…明日殺してやるよ。」 虹 「はぁ?お前誰だよ。」 プープープー… 何だよ…誰だよ… 殺す?はぁ?脅しか?犯人を探すなと? 誰なんだ..・いったい誰が犯人なんだ!!!!!! そしてまたバイブが鳴りはじめた。 紗子からだ… 虹 「どうしたの?」 紗子 「…すけ…て」 虹 「え???何?聞こえない…」 紗子 「た…すけて・・・」 虹 「えっ!?どうしたの!?今どこ…!!」 紗子 「い・・・え・・・」 プープープー やばい… 紗子が… 紗子が!!!!! 殺される!!!!!!!!!! 僕は慌てて家を出た… そして紗子の家まで走った… 紗子の両親は帰りがいつも遅く。今日は1人だといっていた… 紗子の身になにがあったんだ… 紗子…紗子…紗子!!!!!! 涙が溢れ出し…走る速度が落ちてしまった… だが、早くしなければ… 僕は全速力で走った…
/518ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加