30人が本棚に入れています
本棚に追加
―キーンコーンカーンコーン―
虹 「さようなら!」
大輝 「虹!部活いこうぜ!」
虹 「おう!!」
走って校庭に向かう…その途中廊下にうずくまる女の子…紗子だ…
虹はとっさに足を止めた。
虹 「さ…紗子?」
紗子 「…虹…」
虹 「どうしたの…?」
紗子 「何でもない…」
虹 「さ…紗子!!!!!」
紗子は走っていってしまった。
大輝 「おい。どうしたの?」
虹 「ああ。。ごめん。」
大輝 「さっき 川崎いたじゃん。」
虹 「うん。」
大輝 「お前好きなの?あんな奴。」
虹 「え?…ただの…幼なじみだよ…」
大輝 「へぇー。好きなんだ…それで今日…あはは。」
虹 「ちがうってば!!!!!!」
大輝 「赤くなってやんのー。はははは。先行ってるぞー。」
虹 「…」
その後、虹はトボトボと校庭に歩いて向かった。
すると…「おっ!川崎 虹じゃん!?」
「うわ!まじだ!!!!!」
大輝 「クスクス…ほらー虹。川崎さんは?」
虹 「は?何いってんの?」
大輝 「よんでこいよ。」
虹 「なんで?」
大輝 「お前が好きじゃないなら呼べるだろ?虐められるだろ??」
虹 「…できない。」
大輝 「やっぱ好きなんじゃん!!!!!」
虹 「…」
虹は歯を噛み締めた…
大輝 「早くしろよ。虹!」
虹 「嫌だ。」
大輝 「へぇーやっぱりすきなんだ。虐められてる奴のこと好きなんて馬鹿みてーだな。」
虹 「…」
大輝 「俺。明日からお前と学校こない。あ!虹には紗子ちゃんがいるもんねー」
他の奴らが笑う…
虹 「ああ。俺も、お前を見そこなったよ。もう絶好だ。」
大輝 「いいさ。お前は明日から虐められるんだ!俺はそんなやつと付き合うつもりはないしな。」
虹 「俺。今日は帰る。」
大輝 「はは。そうですかぁー?あ!ほら。川崎でてきたぜ?」
僕は振りかえった。そこには洋服をボロボロにされた紗子がいた。
虹 「紗子!!!!!!!」
僕は追いかけた。
最初のコメントを投稿しよう!