30人が本棚に入れています
本棚に追加
虹 「おはよう。紗子」
紗子 「おはよう。」
僕達はいっしょに学校へ行くことにした。
虹 「紗子。何言われても気にすんなよ。」
紗子 「…うん…」
やっぱり暗い顔..
笑ってほしかったのに…
【紗子は俺が守るから...】
何度もその言葉が繰り返される…
本当に出来るのだろうか…
学校のに着き昇降口へ向かう
大輝がやってきた
大輝 「よう。昨日はゴメンな。」
そんな言葉嬉しくない。
僕は適当に返事をした。
大輝 「っーかさ。お前等マジでラブラブだよな。」
虹 「はぁ?」
大輝 「だってよー…教室いってみ?」
僕はその言葉を聞いてゾッとした…
すぐ教室へ向かう…
息を切らし黒板当たりに人だかりができていた。
写真…みたいなものが貼られている…
虹 「おい。どけよ。」
人ごみの中を掻き分ける。
虹 「なんだよ…これ…」
一瞬背筋が凍ったが。同時に怒りが込み上げてきた。
虹 「誰だよ!おい!!」
その写真は、紗子と2人で横になっているところや、抱き着いているところ…
そこにいた全員がおどろいた。
虹 「しってんだろ!?」
全員コソコソ しらない…など話し始めた…
そこへ大輝がきた
大輝 「そんなに怒るなよ…」
虹 「何言ってんだよ!?怒らずにいられるか!?」
大輝 「気持はわかるけど。落ちつけ。」
その言葉がどれだけ幸せだったことか…
僕は少しだけ落ちついた。
大輝に助けられた…やっぱり虐めのもとなんかじゃない…
大輝がやるはずない…
自分に何度も言い聞かせた。
けど…
紗子が嘘をつくはずもない…
いったい…誰が…
最初のコメントを投稿しよう!