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花魁パロ まつ
嗚呼、何であんなにも、
星は遠いのだろう
抱かれた身体は悲鳴をあげ、
横たわる男は下卑た笑いをうかべその汚い指が身体を這う
何故俺は籠の中の蝶なのだろう
情事を終えて、
ふと空を見上げては泣きそうで
「あ、」
そう下から声が聞こえてきた
そこにいたのは
綺麗な目をした男だった
(それが運命とも知らなかった)
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