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平成 徳
あの過ちから数週間
どうにもあの見世を訪れるのが
億劫になっちまって、
する事もなくただ過ごす毎日
こうしていると、俺の毎日はいかに退屈になっちまったのかを思い知らされる
「…さて、飯でも食いに行くか」
刀を握り、それと同時に立ち上がり長屋を出る
するとそこに、…
「とくいっ!」
「…はっ、」
忘れたい、あいつがいた
(どうしておまえはあらわれた?)
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