…Ⅰ…

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青「なぁー、たっちょん」 緑「ん?なにぃ?」 青「また身長高なったやろ?」 緑「………う、ううん!!」 青「嘘付け。今いくつなん?」 緑「……の、伸びてへんもん…!!」 青「…んで、いくつ?」 緑「……ひゃく、はちじゅっせんち…っ」 青「…ふは。亮に捨てられたね?」 緑「……ぅわぁあーんっ…ッ゛!!!!」 僕の名前は大倉忠義。 栄斗男子高等学校に通うアホな16歳。 学年は一年で今話してる人は 安田章大って名前でクラスメート。 高校に入学して初めて知り合った友達。 こんな根暗な僕に話しかけてくれたから 大切にしたい、って思ってる。 それに、たっちょんていうあだ名も付けてくれたし…僕もヤスって呼んでるし ちょっとは仲良い方ちゃうかな?って思ってるけど… ヤスは見た目がものすごい派手で 先輩とかとも仲が良さげだから そーでもないかも。 でもヤスは優しいし可愛いし ある意味、僕のお手本だからなるべく一緒に居たい、って思ってる。 だって…、彼氏さんの為に可愛くなりたいんやもん! さっき僕達の会話で出てきた『亮』っていう人が僕の彼氏さん。 ヤスとは小さい頃からの幼なじみらしくて因みにクラスも一緒。 でも今はどっか行ってていない。 だからヤスにいじめられてんねん…。  
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