…Ⅴ…

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緑「ふぁ、あッ…ぁあ」 引きつる入り口の皮膚に反して 亮ちゃんを喜んで受け入れるナカ。 赤ちゃんをつくれへん亮ちゃんの精子と僕の精子がまざりあうから、 …赤ちゃんはつくれへんけど おんなじ形のおんなじ細胞をもててるんや、ってポジティブに考える。 …だってな? いくら同性って壁にひとりにされても… おとん、おかんの悲しそうな顔想像しても… だって、けっきょく亮ちゃんが好きなんやもん。 亮ちゃんの為になら もしかしたら命すてられるかもしれへんし… どんだけ怖い思いしても亮ちゃんを守らなあかんかったら…きっと守れるかもしれへん…。 だから…、うまいこと言うたら 僕は亮ちゃんの為に強なって 亮ちゃんの為に努力して 亮ちゃんの為の人間になれるもん。 僕は亮ちゃんのために生きてける。 そんぐらい好きやから…、 緑「りょ、ちゃ…っ!」 亮ちゃんがかわええ女の子と生きてかれるように別れるとか…、できへん。 むしろ。 僕しか亮ちゃんのために生きてかれへんの。 ねぇ? 僕、成長したやろ…? やって自分に自信もつとな、 必ず亮ちゃんがイイコイイコしてくれるんやもん…。 〈亮ちゃん…、僕でっかくて…ごめんね〉《アホ。身長高くて綺麗やわ》 〈僕…でぶで…ごめん、なさい…〉 《…何回言わせんねん。忠の体型が一番好 きや》 〈あ、あんね?僕、あの…〉 《…忠義が一番や。誰よりも何よりもお前 がいっッちばん萌えや!  ……恥ずいんやから言わせんな、》 …亮ちゃんが教えてくれたことは ぜっんぶ亮ちゃんの為に活用したいもん。 ねぇ、こんな考えかたも… イイコイイコ…してくれる? 緑「ん、ひ、ぁッ!…ヒクッ、」 黄「…え?え、た、だよし…?   ちょ、ま、ま、何で泣いてん?」 緑「ヒグッ…ぐすっ、」 黄「ちょ、え、え?え、な、な」 緑「…す、きぃッ…ぃ、ヒグ…」  
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